ててて!TV(山梨放送)桂川秀嗣先生が特集番組に出演されました。

ててて!TV(山梨放送)の番組に、福島プロジェクトのメンバーである
東邦大学 名誉教授 桂川秀嗣さんが出演されお話されました。

2016年3月10日放送
<特集>山梨から福島へ~正しい放射線量を知る~
http://www.ybs.jp/tv/tetete/2016/03/10154438.html

カテゴリー: 原発関連

グローバル・ネットワーク21 春フォーラム【シンポジウム開催のおしらせ】

【シンポジウム開催のおしらせ】

「日本の原子力政策と安全保障政策を問う」
GN21(グローバル・ネットワーク21) 春フォーラム

と き:2016年3月12日(土) 13:30~17:00
ところ:立命館大学朱雀キャンパス 202教室(JR二条駅から徒歩5分)
参加無料、事前申し込み不要

─「福島第一原発事故」から5年が経ちました。
未曾有の原発事故がもたらした現実はどうなのか、どうしてこのような「過酷事故」が起こったのかを踏まえ、これからの電力生産政策の在り方にメスを入れます。

─もう一つの深刻な問題である「沖縄の米軍基地問題」。
中央政府と地方自治体が決定的な対立局面を迎えています。現地ではいったい何が起こっているのか、どうしてこのような事態がもたらされたのか、これからの国家と自治体の関係はどうあるべきなのかを考えます。

─これらエネルギー安全保障や軍事安全保障の問題を、TPPを含む食糧の安全保障、戦後のアメリカの対日支配戦略、それに対する日本の政財界の姿勢などと関連させつつ総合的に議論します。

GN21春フォーラム

「日本の原子力政策と安全保障政策を問う」
GN21(グローバル・ネットワーク21) 春フォーラム
お知らせPDFファイル
GN21春フォーラム PDFファイル

カテゴリー: 原発関連

京から Green コミュニケーション!

9月4日金曜日 17:00〜17:30 放送
京都三条 ラジオカフェ「京から Green コミュニケーション!」に安斎育郎所長が出演しました。
番組はインターネットで視聴できます。

京都三条 ラジオカフェ「京から Green コミュニケーション!」ページアドレス
http://radiocafe.jp/200304002/

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カテゴリー: 平和関連

被団協に「感謝状」をお届けしました

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2015年7月1日

 東京・浜松町の「神明いきいきプラザ」ビルで開かれていた日本原水爆被害者団体協議会の役員会の始まる前、10分ほどお邪魔して、田中熙巳事務局長に写真のような「感謝の手紙」をお渡ししてきました。代表委員3人(坪井直さん、岩佐幹三さん、谷口稜曄さん)のお姿を背景に、核兵器廃絶のために努力される被爆者の方々への感謝のメッセージをしたためました。

カテゴリー: 原発関連, 平和関連

福島プロジェクト、ご支援のお願い

私たちの福島での調査・被曝低減・相談活動が、さる4月、NHKのETV特集で「終わりなき戦い─ある福島支援プロジェクトの記録」として紹介されました。今後も放射能の専門家として、「被災者とともに生きる」をモットーにボランティア活動を続けるためには、旅費・印刷費・郵送料などの経費をまかなう財源を必要としています。ご支援頂ければ幸いです。

寄付口座は『ゆうちょ銀行』です。
●ゆうちょ銀行から振り込む場合
ご自身のゆうちょ銀行カードあるいは通帳を使ってATMで送金する場合は手数料が無料ですが、
郵便局の窓口で「現金と振込用紙」で送金する場合は手数料がかかります。
記号:14440
番号:3883851
口座名:アンザイイクロウ

●銀行から振り込む場合(手数料有料)
【店名】四四八(読み:ヨンヨンハチ)
【店番】448
【預金種目】普通預金
【口座番号】0388385
【口座名】アンザイイクロウ

振り込まれましたら、是非ご住所、氏名をファックス075-741-7282か
電話(月・水・金 午後)075-741-7267でお知らせください。
振り込まれていることの確認と領収書をお送りしたいと思います。

カテゴリー: 原発関連

クラウドファンディング達成

この度はクラウドファンディング『イラストレーター安齋肇氏も応援!福島の保育園児に安心な散歩道を!』をご支援くださり有難うございました。

10月4日に終了しましたが、合計1,778,600円ものご支援が集まり、ファンディングを達成することが出来ました。改めてお礼申し上げます。

安斎科学・平和事務所では、この資金を使って、まずはこの1年どの地域を重点的に測定していくのが有効なのか、事務所に寄せられる測定希望と共に、方向性を定めて調査・提言・相談活動を進めていくべく、具体的な検討に入っています。

10月の福島調査は16日~18日に行います。その後も毎月福島へ伺います。もし福島県内で測定のご希望がありましたら、安斎科学・平和事務所へご遠慮なくご連絡ください。事務所が設定したスケジュールの中へ組み込んで測定に伺います。

また福島での生活において、放射線に関する疑問などがあればご相談ください。

支援者全ての方へのギフトである福島調査報告書1通(過去1年の保育園調査で分かったことも付加し、まとめたもの)を今月末までに電子データでお送りします。

安齋肇氏の作品等のギフト発送も来週には取り掛かります。
しばらくお待ちください。

https://www.facebook.com/asap.anzai

カテゴリー: 原発関連

福島の保育園児に安心な散歩道を!

安斎科学・平和事務所では、現在、【シューティングスター】ShootingStarというクラウドファンディング・サイトで、福島原発事故の影響下での生活をよぎなくされている福島県民の方々と共に行ってきた空間放射線量の実態調査のための運営資金のご支援を募っております。

クラウドファンディング・サイト
福島の保育園児に安心な散歩道を!プロジェクト
福島の保育園児に安心な散歩道を!
<プロジェクト内容>
安斎育郎(放射線防護学者)が、原発被災地の放射線を被災者とともにホット・スポット・ファインダーで測り汚染実態をふまえて被曝を減らす具体的な方法を助言します。子どもの心身の発達にとても大切な散歩が安心してでき、被災者がなるべく被曝しないですむ方法を提言します。

「ホット・スポット・ファインダー(高性能の放射線測定システム)で測定し、被曝を減らす方法を提案して園児たちの活動範囲を広げていく」
─この取り組みを息長く続け、子どもたちの心身の発達を促せるよう努めたいと考えています。

イラストレーター/アートディレクター安齋肇氏の賛同・協力で、このプロジェクトに作品を提供していただきました。
安齋肇氏が提供してくださいました作品は、安斎育郎(ASAP所長)の福島調査報告書と共に、クラウドファンディング・サイト上で「福島の保育園児に安心な散歩道を!」プロジェクトへご支援くださる方々に、ギフトとして贈らせていただます。

安齋肇(イラストレーター・アートディレクター)

イラストレーター・アートディレクター

安齋肇氏 ポストカード各種

安齋肇氏

カテゴリー: 原発関連

安斎ゼミOB/OG会(育門会)

7月12日 京都駅前酔心にて安斎ゼミOB/OG会が開催され20名ほど集まりました。

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ASAP所長、安斎郁郎が立命館大学国際関係学部の教授時代(今から8年前まで)のゼミ生の方々との懇親のひと時。

カテゴリー: 原発関連

「第8回国際平和博物館会議」への日本からの参加者にご支援を

2014年9月19日~22日、ノグンリ(韓国)で開かれる
「第8回国際平和博物館会議」への日本からの参加者にご支援を

平和のための博物館国際ネットワーク(INMP)理事
安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長、立命館大学名誉教授)

 世界には、平和についての博物館が200館ほどもありますが、その3分の1近くが日本にあります。日本は、世界の平和博物館運動の中で、大切な役割を担いつつあります。平和博物館どうしが手を結ぼうと、1992年、初の「国際平和博物館会議」がイギリスで開かれ、その後3年に1度のペースで7回の会議が開かれてきました。そのうち、第3回と第6回は日本で開催され、立命館大学国際平和ミュージアムは成功のために努力しました。

今年は8回目の会議が、韓国のノグンリ(ソウルとプサンの間)の平和公園施設で開かれることになりました。同平和公園は、ノグンリ国際平和財団が運営する施設で、近代的な平和博物館があります。

なぜノグンリに平和公園があるかというと、その理由は「朝鮮戦争」にまでさかのぼります。
「朝鮮戦争」とは、1950(昭和25)年6月25日に北朝鮮軍が38度線から南下したのを皮切りに始まり、その後、アメリカ主体の国連軍や、中国義勇軍も参戦して泥沼化し、1953(昭和28)年7月27日の「休戦協定」で(終戦ではなく)休戦、今日の「南北朝鮮の分断」を招いた戦争です。

開戦からちょうど1か月後の1950年7月25日、アメリカ軍が韓国の住民を無差別に銃撃し、数百人が死亡する「ノグンリ虐殺事件」が起こりました。
その後、被災関係者のねばりづよい活動が続けられましたが、ついに、ビル・クリントン大統領の時代にアメリカが公式に謝罪して和解が成立し、ノグンリ国際平和財団(理事長:チョン・クードゥ博士)が発足、平和公園施設が整備されました。

 2年前、同財団が「第8回国際平和博物館会議」の開催地として名乗りを上げ、「平和のための博物館国際ネットワーク(INMP)」の理事会の正式決定を経て今年の9月開催が決まりました。その後韓国では政権交代がありましたが、国際平和財団のチョン・クードゥ理事長の努力で懸命に準備が進められています。

「メイン・テーマ」は「記憶、歴史的真実、和解を促進する際の平和のための博物館の役割」、日本からも70人以上が参加、多くの人が発表する予定です。

会議言語は、公式には「英語」ですが、日本語でも参加できるよう通訳・翻訳体制を整える必要があります。また、隣国での開催とはいえ、若い学生諸君にはそれなりの経済的負担になります。

そこで、何かとご負担の多い中たいへん恐縮ですが、みなさんのご支援を心からお願いする次第です。

国と国の間には不穏な対立模様が見られますが、この国際会議は私たち平和を望む市民の貴重な国際貢献の機会になるでしょう。

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ご寄付について
◇目的
 2014年9月に韓国で開かれる「第8回国際平和博物館会議」への日本からの参加者に対する移動、翻訳・通訳、報告書作成などへの支援。「日本からの参加者」には、発展途上国などから留学中の学生も含まれます。

◇期間
 当面、ご寄付は2014年7月1日から2014年10月31日まで受け付けさせて頂きます。

◇目標額:300万円

◇決算報告
 決算報告書が整い次第、郵送にてお届けさせて頂きます。

ご寄付の送り先

ご寄付の受け取り口座は、株式会社ゆうちょ銀行の
「アンザイイクロウ」の普通預金口座です。

●郵便局からの振込みの場合
ゆうちょ銀行の口座をもっていてATMを使える場合は「無料」ですが、郵便局の窓口で「振込用紙」で送る場合は「手数料」がかかります。
記号:14440  番号:3883851
口座名:アンザイイクロウ

●銀行などからの振込みの場合(有料)
【店名】四四八(読み ヨンヨンハチ)
【店番】448
【預金種目】普通預金【口座番号】0388385
【口座名】アンザイイクロウ

●安斎育郎(アンザイイクロウ)の住所
〒611-0023
京都府宇治市折居台4-1-84

「第8回国際平和博物館会議」への日本からの参加者にご支援を

「第8回国際平和博物館会議」への日本からの参加者にご支援を

カテゴリー: 平和関連

「美味しんぼ」鼻血問題コメント

『美味しんぼ』鼻血問題コメント

安斎育郎 立命館大学名誉教授(放射線防護学)

鼻血や倦怠感については、福島の方でそうした症状を心配しているという方がいるという話は伝わってきています。そして、それが放射線によるものかの議論がある。ただ、原発事故前の鼻血や倦怠感に関する統計データと今を比べなければ、増えているのかどうかは何とも言えません。具体的な、そういう比較データは承知していない。

  こうした症状は『後付けバイアス』によって出ることが知られています。これは心理学用語で、鼻血が出た、疲れたという症状が出た場合、福島で放射線を浴びたからではないかと考える。今、こんなに疲れているのは、きっと福島に行ったせいだろう、などと考えることはよくあることです。そういうふうに思う方が多く現れることはあり得ると思います。が、これは原発事故によるものだと断じるようなものではないでしょう。

  放射線の影響が、人々にどういう影響を与えるのか。それは、4つのカテゴリーに分けて考えるべきでしょう。①身体的影響、②遺伝的影響、③心理的影響、④社会的影響です。

  このうち、社会的影響というのは、福島に対する差別や偏見、風評被害もそうですし、避難していた人が、これまで掛かっていたお医者さんに通えなくなったり、衛生面の変化や集団生活など環境の変化によっておこるストレスや不眠、食欲不振に陥ったりして死期を早めたりするのもそう。最近では、福島県では原発関連死が震災による直接の死者を越えていますが、これもこの社会的影響によるものです。

  心理的影響については、多くの方々は放射線は浴びないに越したことがないということを知っているので、何かあると福島のせいではないかと考えてしまう。放射線量が通常より高いと知った際に、そういう感じ方をする。さきほど触れた、後付けバイアスもそうです。鼻血が出ると放射線のせいではないかと考える。何かが起きたら、放射線と関連付ける。それがさらに進むと、福島県で採れた食材は、汚染の実態と関係なく「食べない方がいい」と感じる。福島県出身の彼女と付き合うなと家族が反対するというのも、この心理的影響に該当します。

  が、今回の『美味しんぼ』の件を検証する場合には、①②に該当するか否かという問題になります。これは放射線医学とか放射線影響学といった科学のジャンルによるものです。

  結論的に言えば、もちろん個人差もありますが、1シーベルトを超えなければ倦怠感は現れないと考えていいでしょう。毎時ではなく、一度に1シーベルトを浴びた場合です。目安としての、1シーベルトです。1シーベルトは、1000ミリシーベルトであり、100万マイクロシーベルトです。この線量を浴びた人が倦怠感を感じた場合は、放射線との因果関係を疑って構いません。もちろん、倦怠感は従事した労働の強度にも依存しますし、人によって放射線の感受性は違います。もっと低いレベルで倦怠感や吐き気が出る人もいれば、もっと高くないと症状が現れない人もいる。数百ミリシーベルトから1シーベルトの範囲で起こると考えればいいでしょう。目安としての1シーベルトと言えます。

  今回の『美味しんぼ』では福島第一原発を見学した際に、『1時間あたり1680マイクロシーベルト』とありますが、1時間そこにいたわけでもないし、1シーベルトよりははるかに低い被ばくでしょう。

  私自身、毎月福島に行って放射能調査をしています。保育園児や幼稚園児の通園路や散歩道の線量を測り、ホットスポットを見立てて、どうすればいいか提案する活動をしています。南相馬や飯舘、川俣、福島市、二本松、本宮、いわき、郡山などに行っています。その地域にべらぼうに高い被ばくをしている人はいません。もちろん、倦怠感や鼻血の症状が被ばくとの因果関係を示唆するような仕方で出ているとは承知していません。

  また、私は事故の5週間後の2011年4月16日、浜通り沿いに北上し8時間ほど、汚染土の採取や空間線量率分布の測定調査を行いました。それでも被ばく線量は22マイクロシーベルトでした。事故直後でもこのくらいでした。

  原発を見学した方も、短時間でしょうから、僕よりも浴びている線量は低いはずでしょう。

10~20マイクロシーベルトというレベルかなと思います。その数値なら、これまで言われてきた放射線影響学からいえば、倦怠感が残ったり、それが原因で鼻粘膜がやられて鼻血が出るようなことは考えにくい。漫画によれば、鼻をかむと小さな血痕があったと書いてあるから、そんな大げさではないかもしれないけれど。

 相対的に汚染が高かったという原発から60km圏の福島県渡利地区の調査も行いました。渡利地区の保育園の園児90人、保育者20人、そして希望される保護者の方の外部被ばく線量を継続実測調査した。積算線量計というのを配った。行政はガラスバッヂというのを使いましたが、僕はクイクセルバッヂという似た原理のものを使った。寝る時も近くに置いてもらって毎月ごとに測定し1年間測ってもらったんですが、今の状況だと、渡利地区で保育園生活をしている人の被ばくは、1年間で0.2ミリシーベルトいかないぐらいなんですよ。よって、1000ミリシーベルト(1シーベルト)には程遠い。渡利地区にも、鼻血や疲れが抜けないという話は確かにあったが、放射線防護学的に見れば、放射線が直接身体に影響したのではなく、心理的な影響が大きかったのだと思います。

  率直に申し上げれば、『美味しんぼ』で取り上げられた内容は、的が外れていると思います。

今回の事故を受けてやらねばならないのは、まずは原発事故で何が起きたかの解明、汚染水漏れ対策、50年かかると言われる廃炉の方法やそのための労働力の確保、そして10万年かかると言われる高レベル放射性廃棄物処理の問題。なのに原発再稼働や輸出という話が出ている。そうした問題はぜひ、取り組まねばならないと思います。

  そして、これはお願いになりますが、200万人の福島県民の将来への生きる力を削ぐようなことはしてほしくない。僕自身、わが故郷でもある福島の人々をサポートしていくつもりです。被ばくをできるだけ少なくするにはどうしたらいいかと。そういうことからすると、鼻血や倦怠感といった後付けバイアスの可能性が強い部分を強調されるのは状況錯誤だと思います。放射線医学の実態も反映していない。心理的な影響としてはあり得ますが、果たしてその問題が今のメインなのか。それよりも、18歳以下の甲状腺がんの可能性の問題など、取り組まねばならない問題はたくさんある。そういうことを明らかにすることの方が必要だと思います。

  結局、日本人の放射線リテラシーが低すぎるという問題があるでしょう。放射線に関する知識、情報を読み解いて、その危険度がどのくらいかを理解する基本的素養をまったく学校教育その他で就けてこなかった。そのため『放射線を大量に出した原発事故がある福島』と聞いただけでいろんな影響が起きてくることはある。巨大なストレスが生じるような状態になっている。家を放棄して他県に移る人もいるぐらいだから。

  もちろん心理的バイアスだとしても、それに対してはきちっと対応しなければいけないことです。が、これがメインの問題かと言われると、それどころじゃない、もっと重大な問題がある、というのが私の意見です。また、福島の200万人のかたが希望を紡ぐような内容を次は書いてほしいと希望します。

  なお、放射線と鼻血に関しては、具体的なデータは承知していません。倦怠感に関しては研究はあるが、鼻血については知らない。ただ、放射線を浴びると皮膚がやられるのは事実ですから、粘膜が破れれば鼻血が出るわけで、それは皮膚に影響が出るのと同じですから、一定以上の放射線量を浴びると鼻血が出ることはあるでしょう。

  あくまで目安ですが、1シーベルトで倦怠感が出て、3シーベルトで脱毛現象が起こる。5シーベルトで皮膚に赤い斑点。7シーベルトでやけどをします。8シーベルトでは火ぶくれ、ただれが出る。全身に浴びたら、1か月で亡くなる。10シーベルトで潰瘍ができる。イリジウム192という放射性物質を拾ってポケットに入れた人が、尻に潰瘍ができたということもあった。潰瘍が出るのは、そのくらい極端なケースでないと起きません。

カテゴリー: 原発関連