2023.8.25 版 最新版『ウクライナ戦争論』増補改訂第 6 版

出版物のご案内。


4 月発行以来、すでに 6000 部をこえて普及が進んでいますが、このほどの増補改訂第6版( 104 頁、フルカラー)より、印刷原価が 1 冊あたり 200 円をかなり超えてしまいましたので、これまでの 1 冊 200 円から「 250 円 」に値上げさせて頂きます。

新版『ウクライナ戦争論』

  • 旧版(2022年9月)より新情報満載、100 倍面白くて、ためになる!
  • 本文中に適宜図版を入れて、分かりやすさ倍増!
  • 「ロシアの戦争」ではなく、「アメリカの戦争」であることを説得力豊に解説!
  • 「反ロシア」一辺倒の世論に一石を投じ、波紋を広げつつある!
  • 何よりも事実を大事にし、細部にこだわった独自の分析の上に、大局を描出する!
  • 国際社会に飛び交うツイッターや YouTube も参考に、埋もれた事実に光を当てる!
  • A4版、本文図版付き 70 頁で、求め安い1冊 200円!(現在増版のため価格が変更になりました。)

上記の新版から増補改訂が加わり、そちらは旧版となりました。お買い求めいただいた方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございます。

本書の安斎育郎 自作広告をダウンロード

最新版 ウクライナ戦争論 改訂第 6 版広報

アメリカの世界戦略の一環としてのウクライナ戦争の本質を読み違え、

反ロシア・ウクライナ支援一辺倒に傾く戦争観は著しく偏向している。

事実に基づいて誰が何のために起こした戦争なのか、しっかり見据えよう!

安斎科学・平和事務所/所長 安斎育郎

1940 年、東京生まれ。44 ~ 49 年、福島で疎開生活。 東大工学部原子力工学科卆 、工学博士。東大医学部助手を経て、1986 年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995 年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008 年より、終身名誉館長。

専門は放射線防護学・平和学。「平和のための博物館国際ネットワーク」(INMP)名誉ジェネラル・コーディネータ。
2003 年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011 年、「第 22 回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013 年、日本平和学会「第 4 回平和賞」、2021 年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。
定年後、「安斎科学・平和事務所」を立ち上げ、仲間とともに「福島プロジェクト」を発足させ、福島原発事故の被災者支援のため調査・相談・学 習活動のため 120 回をこえて福島を訪問。2021 年 3 月 11 日、楢葉町の宝鏡寺に故・早川篤雄住職とともに平和博物館「ヒロシマ・ナガサ キ・ビキニ・フクシマ伝言館」を設立。2023 年 3 月 11 日より、館長を務める。

新版「ウクライナ戦争論」目次

まえがき … p – 3
目次 … p – 6
ウクライナ戦争とは何か? … p – 5
1.はじめに … p – 7
2.NATO の東方拡大 … p – 7
3.アメリカによるウクライナへの傀儡政権樹立の画策と親ロ派住民の動き … p – 11
4.ポロシェンコ政権の成立とネオナチ(極右民族主義者)勢力も動員したロシア語話者への
軍事弾圧の始まり … p – 15
5.ポロシェンコ政権の対米傀儡ぶり … p – 18
6.ミンスク合意 … p – 19
7.ゼレンスキー大統領登場 … p – 21
8.ウクライナで戦闘勃発 … p – 23
9.ウクライナ戦争を起こした原因 … p – 25
10. 和平への動きと破綻 … p – 27

11.フェイク・ニュースだらけの西欧のメディア報道 … p – 31
①マリウポリ小児科‣産科病院爆撃事件 … p – 31
②マリウポリの劇場爆撃事件 … p – 32
③ブチャの大虐殺事件 … p – 33
④ロシア兵による少女レイプ事件 … p – 39
⑤クラマトルスク駅爆撃事件 … p – 41
⑥クレメンチュクのショッピング・センター砲撃事件 … p – 43

12.ゼレンスキー政権のもとでのウクライナ政治・社会の実態 … p – 46
①ゼレンスキー政権独裁化への道 … p – 46
②和平模索から戦場の勝利志向へ … p – 46
③ウクライナ戦争の戦況 … p – 49
④ロシアにより東南部4州の編入 … p – 52
⑤ウクライナ語話者とロシア語話者の対立 … p – 53
⑥ゼレンスキー政権下で起こっていること(薬物汚染/治安/ナチ化/徴兵) … p – 54

13.ウクライナ戦争におけるいくつかの重要事件 … p – 59
①対ロ経済制裁 … p – 59
②ノルドストリーム爆破事件 … p – 64
③クリミア大橋爆破事件 … p – 68
④ポーランドへのミサイル着弾事件 … p – 71
⑤カホフカ・ダム決壊事件 … p – 73
⑥子ども連れ去り事件 … p – 79

14. 結局、この戦争は誰がどういう目的で起こした戦争なのか? … p – 85
①「ロシアの戦争」ではなく、「アメリカの戦争」 … p – 85
②「侵略戦争」と「人道的介入」 … p – 86
③アメリカの戦略的な狙い … p – 87
④ウクライナ・NATO 連合が勝ったらどうなるか? … p – 88

15.インドや中国のスタンス … p – 89
16.ウクライナ戦争への日本の対応の誤り … p – 92
17.和平への道 … p – 95
18.おわりに―本冊子発行以来の爆発的普及速度に驚きつつ … p – 98

私のもう一つのライフワーク … p – 101
この冊子の申し込み方法 … p – 102
〈エピソード〉あるウクライナ兵の告白 … p – 103